こんにちは、トムです。
タトゥー が入っていない人にとって、タトゥーの痛みは未知の世界ですよね。
しかし、「No pain, no gain – 痛みなくして得るものなし」という言葉があるように、タトゥーを入れるにあたって避けては通れないのが痛みです。
今回はそんなタトゥーの痛みについて解説していきたいと思います。
皆さんの悩み
- タトゥーってどんな痛みなの?
- 今入れようとしている場所は痛いのか知りたい
- 痛みを軽減する方法はあるの?
痛みには個人差があるので、一概にお伝えすることが難しいものです。
またタトゥーを入れる場所によっても、痛みの感じ方が異なります。
この記事はあくまでも個人の主観がベースとなりますので、ご理解頂けると幸いです。
本記事の内容
- タトゥーを入れる時の痛みを解説
- 場所別タトゥーの痛さランキング
- タトゥーの痛みを軽減する方法3選
先日新たにタトゥーを増やしましたので、その感覚が残っているうちに、と思い今回記事にすることにしました。
タトゥー ってどんな痛みなの?
それでは早速、タトゥーの痛みについて解説していきます。
はじめに、タトゥーは細い針を使って皮膚にインクを入れていきますので、痛みが生じます。
残念なことではありますが、無痛でタトゥーを入れることはできませんので、痛いことが苦手な方にはタトゥー自体おすすめできません。
しかし、世の中にはタトゥーを入れている人がたくさんいます。
ということは「ほとんどの人が我慢できる痛み」であることは証明されているかと思います。
タトゥーはデザインにもよりますが、2つ〜3つの工程に分けて入れていきます。
それぞれの工程で使う針の形状が異なりますので、分けて解説していきますね。
- アウトライン(筋彫り)
- シェイディング(ぼかし)
- カラー(色塗り)
タトゥーを入れる際に使用する針の参考画像を掲載しておきますが、ざっくり言うと細い針でアウトライン、横幅が広い針でシェイディングやカラーを行います。
アウトライン(筋彫り)
アウトラインを入れる時は細い針を使用するので、シャーペンで身体をなぞられているような痛みがあります。
身体に転写したデザインの外側をなぞっていくので、「あ。今このあたりを掘ってるな。」と肌の感覚で分かります。
タトゥーマシンは高速で針を出し入れする構造になっていますが、グサグサと針が刺さっている感覚は無いです。
このアウトラインを入れる工程が一番痛いという方もいますが、トムはこの後解説するシェイディングやカラーの工程の方が痛い印象ですね。
シェイディング(ぼかし)、カラー(色塗り)
シェイディングはデザインに立体感を、カラーは文字通り色塗りの工程のことを指し、ここでは横幅が広い針を使用して行います。
この工程では先ほどのアウトラインとは違い、爪で同じ箇所を何度も引っ掻かれているような痛みです。
工程の特性上、何度も同じ箇所を往復しながら徐々に色を入れたり立体感を調整していくので、「さっきそこ通ったのに、またやるの?」という感覚になりますw
その感覚と痛みがどうもダメらしく、トムはこちらの方が苦手ですね・・・。
場所別 タトゥー の痛さランキング
続いては、場所別の痛さランキングです。
まずはこちらの画像をご覧ください。
左側が男性、右側が女性の画像になりますが、濃い赤色になるほど痛いと言われています。
男女で若干の違いはあるものの、最も痛い部分はある程度共通していることがお分かり頂けるかと思います。
- 肘の表裏
- 膝の表裏
- 肋骨から脇腹あたり
よく女性の方が痛みに強い傾向にあると世間的に言われたりもしますが、上の画像でも女性の方が濃い赤の面積は少ないですよね。
やはり女性は偉大です。
タトゥー の痛みを軽減する方法3選
冒頭でもお伝えしましたが、タトゥーを無痛で入れることはできません。
ひたすらに耐えるしかないのです。
最近では肌に塗ることで感覚を麻痺させる、痛み止めクリームのような商品もあるそうなのですが、使用する際は事前にアーティストに相談するようにして下さい。
タトゥーの完成にどこまで影響が出るか分かりませんから。
では、タトゥーの痛みをできるだけ軽減するためにはどうすれば良いのか。
タトゥーを入れる前の準備にも繋がりますので、キチンと読んで実践するようにしましょう。
- 前日の飲酒は避け、睡眠時間をしっかり取る
- 施術前にしっかりご飯を食べる
- 施術中に飴を食べる
まずは施術に備えて体調を万全にすることが一番です。
タトゥーを入れる際はずっと痛みを我慢しますので、ものすごく体力を消耗します。
二日酔いや寝不足、空腹の状態だと神経が敏感になり痛みを感じやすくなるため、しっかりと体調を整えてから当日を迎えましょう。
特に飲酒は血行が良くなり、インクが入りにくい原因にもなりますので、控えるようにして下さい。
仮に体調は万全だったとしても、施術後半になってくると体力の消耗によって痛みが増してくることがあります。
そんな時は飴を食べると糖分補給になって良いとも言われていますので、ポケットに入れていても良いかもしれませんね。
また、初めてタトゥーを入れるとなると誰でも緊張するものです。
しかし、その緊張が痛みを感じやすくさせることもありますので、施術中は何よりもリラックスすることです。
音楽を聞いたり、スマホをいじったりして気を紛らわせられると良いのですが、ほとんどがアーティストと初対面だと思うので、なかなかそういう訳にもいきませんよね。
(「初対面でも関係なくできるよ!」という方は問題ないのですが、トムは小心者なので気を遣ってできないです・・・。)
そんな時はアーティストに色々質問して、積極的にコミュニケーションを取ってみましょう。
嫌がるアーティストはいないはずです。
タトゥーアーティストになろうと思ったきっかけや初めてタトゥーを入れた時の話など、なんでも良いです。
たくさん会話しているうちにも工程はどんどん進んでいきますので、意外と早く休憩時間を迎えたりします。
まとめ
今回はタトゥーの痛みについて解説してきました。
痛みの感じ方は人それぞれなので、言葉で説明するのは難しいのですが、痛みを軽減させる方法など、少しでも参考になれば幸いです。
施術中の痛みに関しては、アーティストの技量も少なからず影響します。
失敗しないアーティストの探し方が知りたい方はこちらをご覧ください。
また、タトゥーは痛みを我慢して入れるだけでは終わらず、アフターケアが欠かせません。
タトゥーを綺麗に完成させるコツも書いていますので、こちらの記事も併せてご覧ください。
それでは、良いタトゥーライフを。